気取ってない大学生の備忘録

インドア趣味のアウトドア大学生の日常をお送りします。

ウマ娘 3期 不評の理由を考察

皆さんいかがお過ごしでしょうか。いっつーです。

本日の話題はウマ娘プリティーダービーSeason3が不評な理由について考えていきたいと思います。これから述べることは1トレーナーの意見であることをご理解ください。

 

3期が不評な理由を端的に述べると

 

挫折と約束が弱い(ない)

13話としてみた時に一貫性がない

 

この2点に尽きると思います。

 

詳しく考えていきましょう。

Season 1、Season 2 ともに挫折と約束というものが軸になって話が進んでいるように感じました。

 

スペシャルウィークサイレンススズカの挫折と約束

トウカイテイオーメジロマックイーンの挫折と約束

 

Season 3 はというとあまり思い当たる節がありません。

 

スペシャルウィークサイレンススズカの約束について深く考えてみましょう。

この二人の関係はスペは初めて生で見たレースでのスズカさん憧れてを抱き、スズカさんのようになりたいという憧れがさまざまな挫折を経験し、スズカさんと走りたいに変化し、「一緒に走りましょう」という約束に変化していく流れのように感じます。

さらに、お母ちゃんの夢、トレーナーの夢、日本の夢を背負って、そしてこの夢と叶えるという約束が丁寧に描かれていたのではないのでしょうか。

また、この挫折に至るまでに同期のウマ娘が登場しますが、物語はスペシャルウィークを軸に進み、12話が一貫していた、どの回が抜けても成立しないというものと思っています。

 

次にトウカイテイオーメジロマックイーンの約束について考えていきましょう。

Season 2 ではトウカイテイオーが軸となり話が進んでいきます。カイチョーを夢見てスピカに入り、無敗の3冠ウマ娘を目指し、挫折 無敗のウマ娘になろうとし、挫折 幾度となく襲ってくる挫折を乗り越え最終話を迎える。この挫折は決してテイオーだけの力では乗り越えることができず、マックイーンがいたからこそ、ツインターボがいたからこそ乗り越えられるものであり、削ってしまっては物語の筋が通らないものとなっている。ここも最終的にテイオーはマックイーンと一緒に走るという約束を胸に物語が進んでいる。

個人的にSeason 2 が一番まとまりが良いのではないかと思っています。

 

そして問題のSeason 3です。厳しいことなのかもしれないが13話で一貫していることがあったのだろうか、と感じてしまいました。サトノの悲願、シュヴァルグランの思い、話単体では涙腺を刺激する内容ではあったと思います。

しかし、今回の主人公のキタサンブラックに何か関係があったのでしょうか。キタさんがこの二つの場面で得られたものはあるのでしょうか。

自分はなかったのはないかと感じます。

このSeason 1,2にあった一貫性というものがSeason 3には感じられない。どこかの回が抜けていても話が通るのでないか。横道にそれた場面が少し多かったのではないか。

製作陣が小ネタを提供し、視聴者は1話ごとには盛り上がったかもしれない。しかし、その小ネタがクールとして、1つのアニメ作品としての盛り上がりに欠けていたのかもしれない。

 

以上長々と書きましたがこれは1意見として書いたものであり、アニメを作ってくださった製作陣の方々に対して一方的な批判とも取れるかもしれないがその点はご了承願いたい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ここは違うのではないかという意見がありましたらどしどしコメントください。議論しましょう。